2006年 06月 25日
レインカバー考
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梅雨の候、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
雨だと、どうも撮影意欲がそがれるところがありますが、
思い切って雨の中撮影すると、
雨ならではのしっとりとした世界も見えてくるので、
やってみるとなかなか面白いものです。
さて今回は、私の持っているカメラ用レインカバーを紹介しようと思います。
【1】シャワーキャップ
コスト:A
持ち運び易さ:B
移動時雨よけ:B
撮影時雨よけ:C
操作性:B
もっとも手軽なレインカバーは、このシャワーキャップだと言えるでしょう。
100円ショップで売ってるようなものを、ただかぶせるだけです(笑)
今回紹介する中ではもっとも低費用でできるものなので、
まだ何も持っていないという方は、
まずこの方法からやってみることをおすすめします。
難点は、撮影時にシャワーキャップ自体をカメラの上に跳ね上げないと、
撮影がそもそもできない点です。
なので傘をうまく差しながら(あるいはリュックなどに傘を固定しながら)、
雨をよけつつ撮影する必要があります。
なお、スーパーでもらえる透明な買い物用ポリ袋もちょっと改造すれば、
シャワーキャップ同様、すぐに使えるレインカバーになります。
ポリ袋の底の一カ所にレンズが通るぐらいの穴を開けて、
その口をレンズフードのところで輪ゴムやテープで固定する、
という工程だけで作れます。
撮影中のレンズ交換さえしないのであれば、
シャワーキャップよりも効果が高いレインカバーになりますので、
これもまず最初にやってみる方法としておすすめできます。
私はあまり使ったことないのですが、ポリ袋改造品を評価するなら、
コスト:A+
持ち運び易さ:B
移動時雨よけ:B
撮影時雨よけ:A
操作性:B-
というふうに、その手間さえ惜しまなければけっこう良いかもしれません。
【2】モンベル製カメラ用レインカバー
コスト:B-
持ち運び易さ:A+
移動時雨よけ:A
撮影時雨よけ:B-
操作性:B
つい最近まで私がよく使っていたのが、
このモンベル製のカメラ用レインカバーです。
一年前に購入しましたが、今は完売中とのことで、
次いつ生産されるのかわからいのが残念です。
このカバーですが、
カバー上部にある口にストラップが通せるようになっています。
これをベルクロを巻き込むようにして固定できます。
そのため、このカバーは、カバーを掛けた状態のまま、
ストラップで肩や首にかけて持ち運びできるという大きな利点があります。
移動時もかなりしっかりと雨から守ってくれるので安心です。
難点はさきのシャワーキャップと同様、
撮影時はカバーを上部に跳ね上げるようにしないと撮影出来ない点です。
なのでやはり傘を差しながら使うという前提があります。
ただ機動性は一番高いので、雨だけでなく、スノーシューハイキングのように
歩き回りながら撮影するには最適とも言えます。
【3】エツミ カメラレインジャケット(ジッパー付タイプ)
コスト:B+
持ち運び易さ:C
移動時雨よけ:A
撮影時雨よけ:A+
操作性:C
カメラ用品メーカーのエツミが出している、レインカバーの一つです。
複数のサイズ・種類がありますが、私のは小型で、
かつ下部がジッパーになっているものです。
中央部の黒い円はゴム製で、ここにレンズの先端を出すことができます。
これでさらにジッパーを閉じれば、かなり高い防水性を発揮できます。
そしてこのビニールの上から、カメラのシャッターやダイヤルなどを
なんとか動かせる程度に柔らかい素材で出来ています。
かなり密閉状態に近くなるので、
潮風が強い日の海辺の撮影でも便利ではないかと思います。
もちろんジッパーを閉じなければ、
カバーの下から手を直接入れて操作も可能です。
欠点は、いくらカバーの上からボタン類を操作できるようになっているとはいえ、
やはり操作しにくい点です。
冬でも固くなりにくいカバー素材を使っているとのことですが、
私としてはやはり直に手で触って操作したいところです。
エツミからは他にも、人間とカメラがすっぽり入れるようなサイズのもありますので、
自分の撮影スタイルや用途に応じて検討してみるといいかと思います。
【4】CAPA特製 防水型カメラパオ・カメラケース
コスト:C
持ち運び易さ:A
移動時雨よけ:B
撮影時雨よけ:A
操作性:A
私が今一番気に入っているのが、
このCAPA特製の防水型カメラパオ・カメラケース(大)です。
レンズを通す部分はひもで締められるようになっているので、
私はレンズフード部で締めて、余ったひもを結んで固定しています。
さらに後部が開くような構造なので、操作がしやすくなっています。
こういう構造なので、
撮影時にはレンズの部分はカバーをかけたまま、
後部から手を入れて操作したり、またファインダーや
背面液晶画面を見ることができるようになっています。
操作性と防水性はこれが一番バランス良くできています。
移動時は後部をベルクロで閉じられるようにはなっていますが、
一カ所を留めるだけの簡単な構造ゆえに隙間が若干空くので、
モンベル製カメラレインカバーに比べた場合、
移動時の防水性は若干低いです。
ただ撮影時にカバーを上によけたりする必要がない点で、
CAPA製の方がよく出来ています。
通販のみで、値段が4200円と少々高く感じますが、
私としては一番使いやすさのバランスがとれていると思っており、
おすすめしたい一品です。
・・・・・・以上、私の持っているカメラ用レインカバーの紹介でした。
この他にも、例えば三脚を使う人なら、
FoxFireなどから三脚や撮影者ごとすっぽり入るようなカバーなども
出ているので、自分の用途にあったものを探すと良いかと思います。
雨だと、どうも撮影意欲がそがれるところがありますが、
思い切って雨の中撮影すると、
雨ならではのしっとりとした世界も見えてくるので、
やってみるとなかなか面白いものです。
さて今回は、私の持っているカメラ用レインカバーを紹介しようと思います。
【1】シャワーキャップ
コスト:A
持ち運び易さ:B
移動時雨よけ:B
撮影時雨よけ:C
操作性:B
もっとも手軽なレインカバーは、このシャワーキャップだと言えるでしょう。
(↑ シャワーキャップ装着の写真)
100円ショップで売ってるようなものを、ただかぶせるだけです(笑)
今回紹介する中ではもっとも低費用でできるものなので、
まだ何も持っていないという方は、
まずこの方法からやってみることをおすすめします。
難点は、撮影時にシャワーキャップ自体をカメラの上に跳ね上げないと、
撮影がそもそもできない点です。
雨をよけつつ撮影する必要があります。
なお、スーパーでもらえる透明な買い物用ポリ袋もちょっと改造すれば、
シャワーキャップ同様、すぐに使えるレインカバーになります。
ポリ袋の底の一カ所にレンズが通るぐらいの穴を開けて、
その口をレンズフードのところで輪ゴムやテープで固定する、
という工程だけで作れます。
撮影中のレンズ交換さえしないのであれば、
シャワーキャップよりも効果が高いレインカバーになりますので、
これもまず最初にやってみる方法としておすすめできます。
私はあまり使ったことないのですが、ポリ袋改造品を評価するなら、
コスト:A+
持ち運び易さ:B
移動時雨よけ:B
撮影時雨よけ:A
操作性:B-
というふうに、その手間さえ惜しまなければけっこう良いかもしれません。
【2】モンベル製カメラ用レインカバー
コスト:B-
持ち運び易さ:A+
移動時雨よけ:A
撮影時雨よけ:B-
操作性:B
つい最近まで私がよく使っていたのが、
このモンベル製のカメラ用レインカバーです。
(↑ モンベル製カメラレインカバー装着の写真)
一年前に購入しましたが、今は完売中とのことで、
次いつ生産されるのかわからいのが残念です。
このカバーですが、
カバー上部にある口にストラップが通せるようになっています。
そのため、このカバーは、カバーを掛けた状態のまま、
ストラップで肩や首にかけて持ち運びできるという大きな利点があります。
移動時もかなりしっかりと雨から守ってくれるので安心です。
難点はさきのシャワーキャップと同様、
撮影時はカバーを上部に跳ね上げるようにしないと撮影出来ない点です。
(↑ 撮影時はこのようにカバーを上によける必要がある)
なのでやはり傘を差しながら使うという前提があります。
ただ機動性は一番高いので、雨だけでなく、スノーシューハイキングのように
歩き回りながら撮影するには最適とも言えます。
【3】エツミ カメラレインジャケット(ジッパー付タイプ)
コスト:B+
持ち運び易さ:C
移動時雨よけ:A
撮影時雨よけ:A+
操作性:C
カメラ用品メーカーのエツミが出している、レインカバーの一つです。
(↑ エツミ製カメラレインジャケット・ジッパー付タイプ)
複数のサイズ・種類がありますが、私のは小型で、
かつ下部がジッパーになっているものです。
中央部の黒い円はゴム製で、ここにレンズの先端を出すことができます。
そしてこのビニールの上から、カメラのシャッターやダイヤルなどを
なんとか動かせる程度に柔らかい素材で出来ています。
かなり密閉状態に近くなるので、
潮風が強い日の海辺の撮影でも便利ではないかと思います。
もちろんジッパーを閉じなければ、
カバーの下から手を直接入れて操作も可能です。
欠点は、いくらカバーの上からボタン類を操作できるようになっているとはいえ、
やはり操作しにくい点です。
冬でも固くなりにくいカバー素材を使っているとのことですが、
私としてはやはり直に手で触って操作したいところです。
エツミからは他にも、人間とカメラがすっぽり入れるようなサイズのもありますので、
自分の撮影スタイルや用途に応じて検討してみるといいかと思います。
【4】CAPA特製 防水型カメラパオ・カメラケース
コスト:C
持ち運び易さ:A
移動時雨よけ:B
撮影時雨よけ:A
操作性:A
私が今一番気に入っているのが、
このCAPA特製の防水型カメラパオ・カメラケース(大)です。
レンズを通す部分はひもで締められるようになっているので、
私はレンズフード部で締めて、余ったひもを結んで固定しています。
さらに後部が開くような構造なので、操作がしやすくなっています。
撮影時にはレンズの部分はカバーをかけたまま、
後部から手を入れて操作したり、またファインダーや
背面液晶画面を見ることができるようになっています。
操作性と防水性はこれが一番バランス良くできています。
移動時は後部をベルクロで閉じられるようにはなっていますが、
一カ所を留めるだけの簡単な構造ゆえに隙間が若干空くので、
モンベル製カメラレインカバーに比べた場合、
移動時の防水性は若干低いです。
ただ撮影時にカバーを上によけたりする必要がない点で、
CAPA製の方がよく出来ています。
通販のみで、値段が4200円と少々高く感じますが、
私としては一番使いやすさのバランスがとれていると思っており、
おすすめしたい一品です。
・・・・・・以上、私の持っているカメラ用レインカバーの紹介でした。
この他にも、例えば三脚を使う人なら、
FoxFireなどから三脚や撮影者ごとすっぽり入るようなカバーなども
出ているので、自分の用途にあったものを探すと良いかと思います。
by stf_y
| 2006-06-25 13:48
| 撮影機材・方法ほか